Mercurialの日本語ファイル名問題を解決する

どこでも言われているのですが、Mercurialはファイル名の扱いがOSに依存しているのでWindowsだとShift-JIS、LinuxだとUTF-8になります。
ですので他のOSでコミットされたものをPULLしてくると日本語が文字化けしてしまいます。

この問題を解決する為にfixutf8という便利なエクステンションがあるので利用してみます。

これはサーバーではなくクライアントの問題なのでWindowsマシンに適用します。

https://bitbucket.org/tinyfish/hg-fixutf8

ここからcloneするなりアーカイブを拾ってきて解凍するなりします。

どこか適当な場所へ置きます。

僕はTortoiseHgを入れているので、その中に置きました。

C:\Program Files\TortoiseHg\hg-fixutf8

リポジトリからcloneしてくるとトップディレクトリに.hgディレクトリがあるはずです。その中のhgrcファイルを編集します。

もしくはmercurial.iniに記述してもOKです。
TortoiseHgだとデフォルトで

C:\Users\ユーザー名\mercurial.ini

だと思われます。

どこにあるか指定してあげます。
設定ファイルに以下を記述

[extensions]
fixutf8 = C:\Program Files\TortoiseHg\hg-fixutf8\fixutf8.py

これで適用されるはずです。